1週間かけて一つの問題を考えていくことをしてみたい。

1週間かけて一つの問題を考えていくことで、簡単に答えを見ることなく、正解を導き出せる力を身に着けたい。

社会で生活している中で、基本的に答えが存在するものを長く考えることは、ほとんどない。重要なことは、完全に正解でなくても良いのでなるべく正解に近いものを早く導き出すための頭の回転の速さである。

そのため、自分の知識を整理し、その中からスムーズに必要なものを取り出すことばかりしている。これによって、答えのない問題を長い時間かけて考えるような機会がほとんどない。おそらく、意識してそういった時間を確保しなければ出てくることはないと思われる。

これは、正解が存在するものとして、数学の証明を長い時間考えることが最も興味が持てる。特に、既に証明されているものは、証明の方法が本に掲載されているものとは違ったとしても、証明できることは過去の偉人によって保証されているため、考える意欲は持てる。そのため、週末に証明したい定理を一つ見つけ、その証明を1週間かけて見つけることを目標としながら過ごしていく。スキマ時間で考えていくこともしていくが、毎日10分でもそのための時間を確保して鍛えていきたい。

また、数学以外でなら、文章の表現方法を考えることもやりたい。小説を書いていきたいとは思っているが、その中でどういった会話が良いのか、どういった表現を使うのが良いかを1週間かけて考えていきたい。そのためには、小説を書き始める必要がある。それによって、流れを週末に決め、細かい表現を平日のスキマ時間で決めていくことで完成させていきたい。