メモの魔力を読んで

タイトルからのイメージとは違った内容だった。

基本として全てをメモする事に関する記載はあったが、最初にイメージしていたそのための方法論のようなものは殆どなかった。むしろ、メモすることに関しては自分のモチベーションが上がるものだったら何でも良いということだった。たしかに高級なペンやノートカバー等を利用するとメモすることが楽しくなることは予想できる。

しかし、この本でメインで述べたかったこととしては、事実を全てメモに取り、それを抽象化する、その上でその内容が他のものに転用できないかを考えるということである。事実のメモも慣れるまでは大変そうであるが、この部分は習慣化することさえできれば自分でも可能である。しかし、抽象化し、転用を考えることは苦手意識さえあることである。そのため、今まで避けてきたことであるが、この本を読んでやってみることが重要であると改めて感じることができたので、これからこの本にあった方法で思考力を身に着けていこうと思う。

そのため、毎日時間を設定してこのためにノートを埋めていくことを目標にしていきたいと思う。事実の書き出し離れていくことを目標とし、抽象化と転用については下手なレベルでもいいから継続していく。そして、抽象化については、1週間や2週間程度開けて改めて別の内容がないかを考えていくことで、レベルが上がっていく様子を実感したい。