常に改善できる方法を考えていく

公正をもって生活すれば、ゆくとして安全ならざるところなし   エピクテトス

 

毎日の生活を改善するために常に改善方法を考えていく。現在考えていることは次の二つ。

  1. カフェインタブレットを利用して昼寝の質を上げるかどうか
  2. アウトプットの質を上げるためにインプットの量をどの程度まで上げるか
  3. 組み合わせによる発想のための時間をどの程度取るのか

 

現状、慣れの問題もあると思うが昼休憩の時間に15~20分程度寝ないと午後からの仕事に支障がでるようになっている。そのため、昼ごはんを食べた後に寝ているが、その際にカフェインを摂取するかどうかを考えている。昼ごはんの前に寝る事ができたら理想的ではあるが、現在の食後に少し時間を置いて寝るのは仕方ないとしている。その前にコーヒーを飲んでカフェインを摂取すると昼寝の質が上がるようではあるが、そうすると鉄分の吸収に影響があると考えているため避けてきていた。しかし、コーヒー以外でカフェインを摂取すれば良いのではないかということで、その方法としてタブレットを飲むことを考えている。それによって鉄分の吸収に問題がなくなるかどうかも調べないといけないが、それによって問題がなければ起きる時間の30分前を考えて摂取しようと思っている。

アウトプットの質はインプットによって決まる。そのためにインプットの量を上げる。30対70の割合ぐらいでアウトプットの方に力を入れるほうが良いとのことではあるが、それはインプットの量を減らしてよいということではないと考える。インプットの量を多くし、それ以上にアウトプットするために時間をかけてインプットした情報を精査、変質させるようにしたい。

アウトプットの一貫として自分の発想力を鍛える時間も取るべきである。現在、よく見る何かと何かの組み合わせによる商品がヒットしている。商品開発をするわけではないが、自分が知っているものを適当に2つ組み合わせて新しいなにかを形にできる能力をつけておきたい。そのために、休日に1時間程度時間を確保し、その発想力を鍛えるための時間としたい。

トラブルは可能な限り事前に想定をしておく

困難は人の真価を証明する機会なり  エピクテートス

 

トラブルが発生した際の対応で、その人の本当の姿を見ることができる。ただ戸惑って何もできない人、逆上する人、現実逃避する人などのさまざまな姿を見ることができる。トラブルが発生していない状況では良い人、良い上司でもトラブルの際には何もできない、他人のせいにするなどの姿が出てくることもある。

自分もトラブルをスムーズに解決する自信こそ無いし、ミスをした人間をスムーズにかばうこともできないが、トラブル自体には緊張しすぎることなく向き合えるようにはしておきたい。

自分の想像できる対応を考えておくことや、ヒヤリハットが発生した際、それが実際のトラブルになった場合を想定して解決策を決めておくなどがある。つまりは想像力が大事になってくる。想定外のことは対応までの時間がどうしてもかかってしまうが、想定できていることにはすぐに対応できる。

自分の障害を考えておくことが目標達成の方法の一つにもなっている。事前に障害を決めておきその対応を考えておくことで、実際にその障害が目標達成の邪魔になったときに避けることができる。ダイエットで甘いものが食べたくなったときに代わりにナッツを食べるために事前に購入をしておく、などの方法になる。つい、スマホを触ってしまうために近くに置かないなどもある。これはKindleを読む際にもスマホを触れなくなってしまうため、スマホを使わないKindleを読む方法を決めておいたり、紙で読むようにしておくなどの方法をきめておく。

仕事でもプライベートでも最悪なことやトラブルを事前に考えておいて、その対応を決めておくことが重要になってくる。

早いほど得をする

一日延しは時の盗人である   上田 敏

 

「明日やろうは馬鹿野郎」という言葉が流行った時期があった。今日できることを明日に回すのは無駄なことである。仕事においてもすぐ終わることを後に回すことで仕事が遅くなるだけであるし、プライベートで言うなら成長速度が遅くなる。

例えば、筋トレを開始することを延ばし延ばしで年取ってから行うより、若いうちに始めるほうが同じ負荷でも明らかに成長度合いが変わってくる。結局、このような形は極論になってしまうが、一日延ばすことは一年先に延ばすことにつながるため同じことである。

成長するために、知っているだけでは意味がない、とは言っているが行動するタイミングは早ければ早いほど得をする。早めに成長するだけでなく、二番煎じ三番煎じになることを避けることになる。二番煎じが悪いとは思わないが、早ければ早いほど特徴が出やすくなるため早さが重要になる。

早いことの重要性を知っておくようにする。

そして、それを意識しながら行動をする。やる気は早くに出すほうがよい。

明確な目標を持つことが一番難しい

人間の生活には目的はない。生きていること、そのことがすなわち目的である。    アルツィバシェフ

 

どの本でも目標の達成のためには、目標を明確にすることが重要であるということから始まる。しかし、「なんとなくお金持ちになりたい」「どうせ年をとるなら人に自慢できるような存在になりたい」「人に好かれるような人間になりたい」といった目標がぼやっとあるだけで、そのために何をすればいいのかが分かっていない上にどうなりたいのかすら明確にイメージができていない。

そのため、第一歩を踏み出すことができていない。恐らくだが、この自分が持っているフワッとしたイメージを書き出して、そのために何をすべきか、何をすることでその目的が達成できるのかを調べていくことで明確になってくるのだと思われる。

「お金持ちになりたい」であるなら、どの方法によってお金を稼ぐことができるのかを調べる必要がある。現在の仕事で出世する、副業をする、株を始めるなどが出てくるが、その中で現実的なものを試してみることが大事である。それによって自分に合うものが見つかることで、そのための行動が明確にできるはずである。

このようにまずは目標を明確にするための行動を始める、それが最初の明確として良いのかもしれない。

時間を大事にする認識を持つ

時は人間が消費しうるもっとも価値のあるものなり    テオフラストス

 

時間は、金持ちだろうと貧乏だろうと、赤ちゃんだろうとお年寄りだろうと同じように流れている。しかし、その価値は消費する人によって変わってくる。ダラダラと動画を見ているだけでなんの生産性もないまま過ごしているときと、なにかを生み出すもしくは自分の生長のための行動をしているときでは、その人にとっての価値は全く変わってくる。

時間は貯蓄することはできない。ドラえもんの道具で時間を貯蓄するものがあったが、そんな物ができるような時代が来るとは思えない。なので、常に垂れ流しの状態である。消費したくなくても消費してしまうものなので、時間の使い方は常に考えておく必要がある。

スキマ時間の使い方や計画術、習慣術など時間をキレイに使う方法を知っておくことで、無駄に消費せず過ごすことができる。時間を常に消費している認識は持っておく必要がある。「垂れ流し」とは簡単に言えるが、その認識があることで、本来の休憩以外でダラダラと過ごす毎日が改善できるはずである。

考え方は重要である。常に意識すべきことは他にもいろいろあるはずである。それらを毎朝声に出すことで改めて確認することができる。これらは知っているだけでは意味がないので常に意識に上がってくるレベルまで持ってこれるような生活をしていきたい。

結果が伴わなければ周りへの影響力は生まれない

私たちのつとめは成功ではない。失敗にも負けずさらに進むことである    スチーブンソン

 

成功することが全てではない、とは言うが結局結果が伴わなければ何も説得力は生まれない。失敗に何度もめげずに進むことは常に大事であるが、最終的に成功しなければその過程も価値は存在しない。この価値とは、対外的なものになるため全く意味がないというわけではないが、その過程で得た成長も自己満足止まりになってしまう。

努力は美徳であり、自分の思い出として考慮するなら、過程を重要視することは悪いことではない。しかし、周りへの影響力を持ちたいのであれば、対外的に魅せることができるような結果が必要になる。権威にもなるが、お金を稼ぐ・大会で入賞する・見た目が若い等で結果を出すことで、「そうなりたい」と思われることが影響力を持つことにつながると考えている。

資本主義であるため、お金を稼ぐことが成功の一つとして考えられる。

民主主義の考え方から大多数の支持を得ることが権威となることも普通である。

特に、多くの支持を得ることは、正解を発言することよりも、発言にもっともらしさをつけることができる。

逆説的になるが、影響力を持っていれば多くの支持を得ることができる。どちらが先かは不明であるが、正しさ以上に相手へ影響を与えることができる能力を欲する。

自分の発言が軽くなってしまうので、この話し方を改善し、何かしらの結果を出すことで重要視される発言ができるようになりたい。

先を見据える能力よりも対応できる幅を用意しておく

士は己を知る者のために死す   中国の故事

 

自分を認めてくれる人のためには死ぬこともいとわない、という意味。実際、承認欲求は誰しも少なからずあるものである。自分のことを肯定してくれる人のためになら、何でもしてあげたいと思うことはある。

それが行き過ぎて、多くの人に承認されたいと考えてしまうと問題になってしまう。特に、インターネットからのSNSが流行することによって表面化してきた部分だと思われる。社会的な問題は技術の発展の速度に対して、人間の成長が追いついていないことで発生すると言われている。法整備はイタチごっこになることはある程度仕方ないため、それまでの期間は倫理観で埋めるしか無いものである。

また、ビットコインの価値が膨張することによって大金持ちになった人のように、技術の進歩によって求められるものを理解し、事前に行動しておくことで成功することができる。株やFX等でもそうだが、運の要素によって成功することができる人もいる。

そういった人の話は自分でもできる、と感じてしまうためやってみようと思ってしまう。確かに、やってみないと分からないことではあるが、そういった運の要素だけで人生をベットすることはリスクが大きすぎる。

理想としては、株で行われる分散投資のように、将来成功することに必要なものに手を出すようにしておくべきである。一つや二つに絞って行動するリスクより、自分に可能な範囲で全力で努力を行うことが凡人が成功するための道だと考える。