早いほど得をする

一日延しは時の盗人である   上田 敏

 

「明日やろうは馬鹿野郎」という言葉が流行った時期があった。今日できることを明日に回すのは無駄なことである。仕事においてもすぐ終わることを後に回すことで仕事が遅くなるだけであるし、プライベートで言うなら成長速度が遅くなる。

例えば、筋トレを開始することを延ばし延ばしで年取ってから行うより、若いうちに始めるほうが同じ負荷でも明らかに成長度合いが変わってくる。結局、このような形は極論になってしまうが、一日延ばすことは一年先に延ばすことにつながるため同じことである。

成長するために、知っているだけでは意味がない、とは言っているが行動するタイミングは早ければ早いほど得をする。早めに成長するだけでなく、二番煎じ三番煎じになることを避けることになる。二番煎じが悪いとは思わないが、早ければ早いほど特徴が出やすくなるため早さが重要になる。

早いことの重要性を知っておくようにする。

そして、それを意識しながら行動をする。やる気は早くに出すほうがよい。