食文化って面白いと感じたこと

一般的に、食事については、自分が食べているものが「普通」だと考えている。

しかし、県外に行くだけでも今まで食べたことのないものでも食べることが「普通となっている。単純に沖縄でハブ酒を見たが、蛇のようなものをお酒に入れて飲むような習慣が自分の周りにはない。ハブ酒自体が当たり前の飲み物として浸透しているのかどうかは知らないが。

他にも、犬肉を食べることが普通な文化としてあれば食べることが「普通」であるし、宗教として牛肉を食べないことが「普通」であれば食べようとは思わない。

これは国や県、地域のような広い範囲だけでなく、家自体の習慣、文化からも食べるものが影響していると思う。小籔が肉を食べないというのもそうであるし、単純に小さい時から虫を食べるような家庭なら食べることに抵抗はあまりないはずである。自分も小学生のとき、蜂の幼虫を食べる機会があったが親や祖父が普通に食べていたため、食べることにあまり抵抗がなかった。

 

これは食事だけでなく、一般的な文化としても同じことが言える。自分が「普通」だと感じていることが他から見ると異常に見えることもあるし、自分が異常に感じるようなことでも場所によっては「普通」の場合もある。

そのため、「普通」とは何かを明確にするためには、文化や習慣を知る必要がある。その上で自分の「普通」が当たり前であると思わないように周りの人たちを尊重しながら生活していきたい。